SONY CX430Vの手ぶれ補正
段々と寒くなるにつれ、風が強い日も出てきた今日この頃。
昨年は風に完全に負けてしまった訳ですが、今年はコテンパンにはやられないぞ。と決意を新たにしている今日このごろです。
3軸ジンバルもまあまあ調整出来てきたし、本日はカメラの手ぶれ補正を切ってテスト。
ただし、手ぶれ補正なんか付いていないGoProでもブラシレスジンバルのお陰で結構な動画が撮れるので、今回はズームもしてみたりして。。。
CX430の光学ズームは30倍。いわゆるフルサイズ換算で30mm~900mm位の画角になります。
そして手ぶれ補正も3段階あって、
1.切(手ぶれ補正しない。)
2.ノーマル(レンズ群全部とセンサーをYaw軸、Pitch軸で動かす)
3.アクティブ(ノーマル+ロール軸をデジタル補正)
出来れば2のノーマルで使いたい所。
マーケティングの問題からか、やたらとズームの効くCX430ですが、テレ端(ズームしきった所)の画質はお世辞にもいいとは言えないです。。。
あと、ズームした時のAFが迷う感じなのもしょうがないといえばしょうがない。
ティルトもズームするに従い、1ノッチでカメラが大きく動きすぎます。。。
まあ、それも当然といえば当然。
手ぶれ補正"切"でテレ端では、けっこうゆれゆれなのか分かりますが、調整しようがあるのかないのか。。。。と思いつつ、私自身もこれ以上なんとかしよう。という気はないです。。。
これ以上重箱の隅をつつくのは止めよう。。。
あとは風がびゅんびゅんな時にどうかな~?
三代目防振プレートの製作
初代
二代目は動画
そして三代目
ティルト方向のふらふら感を消す為、ゲルブッシュ追加。
さあ、どうなるか。。。
風が吹いた日のフライト
本日は風が吹いてました。こんな日こそ新ジンバルつりさげプレートの真価が発揮されるかも?と、今までジンバルとカメラに挟んでいたゲルシート(風の日は揺れの元になる。ただし旧ジンバル取り付けプレートでは挟まないと振動が動画にちょっと入る。)は取り払い、直付けで喜び勇んでフライトしてみたものの、、、
うーん、途中からゲインを落としましたが、なんかピッチ方向というかティルトの方向揺れるなあ。。。
風速は工事現場の吹き流しを見る限り5~7mくらい?動画の最後では、雷光も見えてます。音は聞こえなかったけど、、、
ただ、カメラとジンバルの間の防振シートがなくても、以前ほど振動は気にならないような感じです。新プレートの調子がいいんだということにしておきます。
結局家に帰って調べてみたら、どうもNazaでいうところのジンバルのピッチゲイン不足で、機体を前に倒した時の前後方向の動きが足りませんでした。
それを直し、あたらしいNazaのファームで設定出来るようになった、サーボへの出力周波数をデフォルトの50Hzから100Hzに、より速く動いて止まりが良くなる筈です。
あと、基本に忠実に、前後方向のジンバルの回転軸がカメラのレンズの真ん中に来るようにプレートの位置を上げました。さーこれでどうだろう。秋が近づいてきて風が吹く日も多くなってくるかな?
防振プレートの再製作
プレート再製作
以前のABS板3mm製のプレートは、若干剛性不足ぎみだったのと、カーボンにすれば軽量化できるかも、、、なんて考えて、再製作しました。
結果剛性はものすごくアップ。でも2mm厚のカーボン板で作ったら、ABS3mmの奴より重くなってしまいました。(>_<)
面倒なので、肉抜き少しにしたのもありますが。。。
あと、カーボンは穴開けたあとの後処理が、磨いたり瞬間接着剤流したりが面倒で、、、
ジンバル3分間クッキング
製作過程はこんな感じ、
初めにジンバルなしで、フレームに直接取り付けたGoProで振動の確認するところからスタートして、3分位に編集してあります。
最後にテストフライト。無事に飛んでよかった。。。。
部品について
使用したゲルブッシュは、こちらのA-1タイプです。
オリジナルのつりさげ用のポストにかえて、こちらのBSB-330Eを使用。
プレートのポンチ絵はこんな感じ。
絵は一号機のものですが、肉抜きがちょっと少なめになった以外は、同じです。
F550用ジンバル取り付けプレートの製作
あわせてこちらの記事もごらんください。
ありあわせの部品で取り付けていたGAUI CRANEですが、もっとスッキリ取りつけたら軽量化出来るんじゃないかと思い立ち、手元にあった本命の振動対策、ゲルブッシュとあわせて取り付け方法を変更してみました。写真はいままでの愛機です。
ジンバル(GAUI CRANE III)から伸びている四本の長い棒は短いものに入れ替え。この棒、真鍮製で重いので今後改善の余地ありです。
で、こちらが作った部品とゲルブッシュ。
以前から使っているラピド工房のスキッドとF550のフレームが下側のプレートに固定されて、ゲルブッシュを介した上側のプレートからジンバルがつりさげられます。
こんな感じでゲルブッシュが挟まれています。
でこちらが組み立て完了後の写真。軽量化できたのかは怪しいなあ。
飛ばしに行ってきます♪
カメラの振動対策 その2
1.実験結果
ゲルシートをかませてカメラを固定した後、トップフレーム前方にGoPro HD Hero2をダイレクトに固定しました。カメラ2台でフライトした結果がこちらです。(ソフトウエアスタビライザの使用はなし)
あ、結構イケるのかも。と嬉しくなりつつ、いやいや、ただ単に風が弱いからだよ、と思いなおし、別の場所で再度撮影しました。
こちらだと、2:16あたりから直付けのGoPro HD HERO2の方は盛大にゆがみますが、下のメインカメラのほうはそんなにでもないです。効果アリですね。。。
2.感想
- うれしくなりました。この動画の生データはちゃんとPCにも取っておこう。
- 音と絵から察するに、下降時や風が出てきた時、ピッチ方向にプロペラがねじれたり、もどったり、またねじれたりという感じに振動していないかい?と感じます。まるでヘリでフリップとかロールした時の音にも聞こえるんですよねぇ・・
- だとするとプロペラ別の種類のものを試してみたくなります。どんなのがいいんだろうか、、、、
カメラの振動対策 その1
アルファゲルのゲルブッシュが届く前にとりあえず試してみます。
今まで直付けで特段防振はしてなかったのですが、とりあえず近所のホームセンターで購入した、花瓶とか小物用の地震対策用のゲルシートを挟んでみました。
結果はどうなるんだろう、、、