サーボの改造
この世間一般の空撮ジンバル愛好家のみなさんが、GoProサイズのダイレクトドライブジンバルに夢中な時に、何をやってるんだという話ですが、腐れ縁のGaui Crane IIIに最後の仕上げとして、Tarotのジンバルコントローラーを付けてみることにしました。
このコントローラー、勿論普通のサーボのコントローラーとしても使用可ですが、一つの特徴に、速度サーボ(Velocity Servo)のコントロールが出来るってのがあります。
いつものように、非常に簡単に速度サーボの説明をすると、通常のラジコンサーボについてるストッパーを外して、サーボホーンは360度回るようにする。というのと、同じくサーボに内蔵されている角度センサー(という名前のボリューム抵抗)をとっぱらって、替わりに固定抵抗をくっつけて、今まで、位置を指示して、その位置に動いて止まるのが仕事だったサーボを、速度を指定してその速度でサーボが動くようにしてしまおう。というものです。
まあ、文字だと伝わりにくいので、動画がこちら。
というわけで、今回改造したサーボは、速度を指定すると、その速度で回り続けるのが仕事になりました。
でも、このままだと、普通のジンバルコントローラーは使用不可なので、Skyline RSGSとか、Cinestar Radianみたいな、速度サーボに対応したコントロールをするジンバルコントローラーが必要になります。これらの製品は、とても高級品なので、ほいほいっと試すわけにはいかなかったのですが、今回Tarotのコントローラーは速度サーボ対応ということで、コントローラーが到着する前に、サーボを用意してしまった訳です。
現在Tarotのコントローラーは、成田空港にいるようです。
明日届いてしまうのかな?
説明書だけダウンロードして読んだ感じでは、より素晴らしいジンバルコントロールの為に速度サーボを使うのをオススメします。と書いてあるので、期待が半分。全然うまくいかなくてやめときゃよかった。となる可能性もあり、怖さ半分でコントローラーを待ちます。
うまくいけば、スムーズでクイックな動き+ティルトの動作角度は前後併せてMAX225度となってくれるのですが、さてどうなることやら。。。