Arris CM2000ものがたり
結論から言うと、どうしてもCM2000がいいのなら、せめて、V5.0を買おうよ。という話です。どうしてもTarotじゃイヤなら、CM2000でもいいけど、バージョンを確かめて。。。バージョンが分からない所からは買わない。
勿論、全てを知った上で、敢えて安いV3,V4を選ぶというのは、賢い選択だと思いますが。。。。
1.alexmosの海賊版ファーム時代
すごーく昔のことのような気もしますが、たった5カ月前の話。Hobby-wingという所からArris CM2000というジンバル(コントローラー)が一世を風靡したことがありました。
よくよく考えれば、名前からして怪しいところで、ESCで有名なHobbywingではなく、この会社というかブランドはHobby-wingと、ハイフンが入るところがミソ。
WebのURLも違います。
http://www.hobbywing.com/ (こちらがESCで有名なHobbywingで)
http://www.hobby-wing.com/ (こちらがCM2000の製造元)
Phantomに付けられるほど軽量で、当時のオープンソースのコントローラーじゃちょっと太刀打ちできないくらい、コントローラーの出来がよくて、、、
それもその筈、コントローラーはマルチネスとかのオープンソースのボードでalexmos1.3bのファームを無理やり動かす海賊版のファームが入っていたのでした。
なので、この時代のCM2000は、本物のalexmosのコントローラーを使うのと同じようによく動きます。alexmosのファームなので、例のキーンという8000Hz位の音がします。
youtubeにもこの当時のCM2000ユーザーの動画が多数アップされており、爆発的に?売れたんじゃないかなあ。と思う次第。モスカレンコ氏にロイヤリティも払ってないだろうし、濡れ手に粟の大儲けだったでしょう。。。。
2.色んな所でタタかれてこっそりオープンソースのファームに戻した時代
いわゆる、v3.0とか、v4.0とかの時代。人気が出過ぎたせいで、色んな所で海賊版ファームを叩かれて、ひっそりと、オープンソースのファームウエアに戻してArris CM2000は生まれ変わりました。ただしお値段据え置き。濡れ手に粟さらに継続!
いわゆる赤ボード青ボードの時代です。
まあ、初めて買う人にはそんな大人の事情は分からないでしょうし、いろんな所で評判よいからCM2000を買ったものの、あれなんか違うぞ?不良品?って人が続出した模様。それもその筈、当時のv048ファームじゃ、真下にチルトすることすらできなかったですからねえ。。。
この世代のCM2000をお使いの方は、せめてファームをv049の最新版にアップデートするのがオススメです。最近alexmosを手に入れましたが、2軸で使う分には、オープンソースの最新ファームも充分対抗できるというくらい、出来いいですから。。。
3.正規のalexmosボード時代
いまここです。8月末に発表されたv5.0では、正規のalexmosボードが付いてくるらしいです。本当かどうか怪しいけど、今度は本当かな?
ただ、いくらalexmosといえど本国価格で$300超えるってどうよ。。。って思いますけどね。。。Tarotとか安くていい2軸のジンバルもあることだし。。。