Aerial Photo & Movie

RC空物で空撮なんかをやってみてます

5.8GHzバンドモニタの使用方法

 

 

1.結線について

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こんな感じ。

一番下の線はDC5V(BEC)からの線

下から黒(GND)赤(+5V)黄色は特に繋げても繋げなくてもよし。

ずらして接続しないように気を付けてください。

 

真ん中はモニタ(レコーダー?)に行く線

下から黒(GND)赤(AUDIO)黄色(VIDEO)

 

一番上は、外付けのLEDを光らせる線

LEDはWS2812(シリアル制御のフルカラーLED)を使ってください。

フルカラーシリアルLEDテープ(1m) - スイッチサイエンス

こんな奴。

32個に切り離したら、5Vを赤線、GNDを黒線、信号(DI)を黄色線に繋げて、このように本体に繋げれば光ります。

32個のLEDは、本体に近い方から

5645MHz

5665MHz

5705MHz

を表していき、32個目が5945MHzとなります。

後述する、BAND MONITOR と AUTOTUNE の二つのモードを選択した時は、電波が出ているチャンネルに対応したLEDが赤く光ります。

 

 

2.メニュー画面

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これが最初の画面

カーソルボタンの上下で枠が動き、青ボタンでそれぞれのメニューに移動します。

あとのボタンは押しても無視されるんじゃなかったかな。

 

3.BAND SCANNER

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一番ベーシックな画面。

グラフのように出ている白い棒が高ければ高いほどRSSIが高い数字であることを示します。

その下の4ケタの数字が周波数。その中で赤字になってるところが現在映像と音声が出力されている周波数です。

 

キー操作

 左右ボタン・・・不使用

 上ボタン・・・・赤字になっている映像音声を出力している周波数が一つ上に移動します。(写真の画面では5805MHzに移動)

 下ボタン・・・・字になっている映像音声を出力している周波数が一つ上に移動します。(写真の画面では5790MHzに移動)

 赤ボタン・・・・メニュー画面に戻ります。

 青ボタン・・・・下の写真の画面に移動します。モニタしたい周波数を選択するのに、44番(5800MHzのこと)とか31番(5705MHzのこと)とか、二桁の数字で指定したいとき使ってください。

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この画面でのボタンは以下のとおり。

 上下左右ボタン・・・選択チャンネルの移動

 赤ボタン・・・・・・選択を無視して前画面に戻る

 青ボタン・・・・・・モニターする周波数をセットして前画面に戻る

 

3.AUTOTUNE

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このモードは、見た目BAND MONITORと同じですが、モニタチャンネル(映像音声信号が出ているチャンネル)を選ぶ方法が若干違います。

 

・BAND MONITORの場合

 指定したモニタチャンネルは、自分で上下キー及び周波数指定で変更しない限り変わらない。

 

・AUTOTUNEの場合

 上下キー及び周波数指定で周波数指定も可能であるが、指定したモニタチャンネルのRSSIが設定値(デフォルトでは10%)以下になった場合、その時点でRSSIが一番良いチャンネルにモニタチャンネルを変更する。

 

 チャンネルの変更が自動でかかるのは、現在のチャンネルのRSSIが設定した値以下になった時のみです。

 

 

4.RSSI VIEW

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 赤ボタン・・・メニュー画面に戻る

 青ボタン・・・スキャン開始(1MHzずつ5600MHzから6000MHzまで400MHzの範囲でRSSIを計測します。)

 上ボタン・・(スキャン終了後のみ有効)現在の周波数(赤いライン)を+10MHzして、測定結果を表示します。

 下ボタン・・(スキャン終了後のみ有効)現在の周波数(赤いライン)をー10MHzして、測定結果を表示します。

 右ボタン・・(スキャン終了後のみ有効)現在の周波数(赤いライン)を+1MHzして、測定結果を表示します。

 左ボタン・・(スキャン終了後のみ有効)現在の周波数(赤いライン)をー1MHzして、測定結果を表示します。

 

 

4.SETUP

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各種設定を行います。

 上下ボタン・・・項目の移動

 左ボタン・・・・設定値の変更(-)

 右ボタン・・・・設定値の変更(+)

 赤ボタン・・・・メニュー画面に戻る

 青ボタン・・・・設定項目を保存する

 

項目について

 RX5808では、RSSI出力の端子から、0.5V~1.1Vの電圧が出力されています。

 一方Arduinoのアナログ入力では、0Vから5Vの間を0~1023の数値で読み取ります。

 ということは、RSSIが100%の時、Arduinoの読取値は225

        RSSIが0%の時、Arduinoの読取値は102

 あたりになる筈ですが、そうは上手くいかないで結構誤差が出ます。

 

 100% RAW RSSI と 0% RAW RSSIでそのあたりを補正します。

 

 100% RAW RSSIが大きすぎ・・・受信感度最高なのにRSSI表示が100%にならない。

 100% RAW RSSIが小さすぎ・・・受信感度がそれほど良くないのに、RSSI表示が100%になる。

 0% RAW RSSIが大きすぎ・・・受信出来て映像を見ることが出来るレベルなのに、RSSI表示が0%になる。

 0% RAW RSSIが小きすぎ・・・電波が出ていないのに、RSSI表示が0%以上になる。

 

 

 実際に近くで電波を出しながら調整してみてください。

 

 その他の項目

  AUTOTUNE THRESHOLD・・・AUTOTUNEモードの時、この値よりもRSSIが小さくなると、別のチャンネルを探しにいきます。

 

  INITIAL FREQUENCY・・・電源投入直後の初期周波数を設定します。