Aerial Photo & Movie

RC空物で空撮なんかをやってみてます

Sonyのマルチ端子からLANCと映像出力を直に出してみる。

 

 最近のSonyのビデオカメラは、従来のAVリモート端子が無くなり、マルチ端子というのが搭載されています。使い道は同じではありますが、今までのコントローラーや変換ケーブルにさらにもう一つ変換ケーブルが必要になり、見た目もよろしくないし、重くなったりかさばったりで精神衛生上もよろしくない。。。

 

 本ブログのコメント欄でヒントを頂きまして、じゃあ一つ作ってみるか。とやってみたのがこの記事です。結果は成功。。。

 

 このマルチ端子、Sonyのビデオカメラだけでなく、コンパクトデジカメにも付いているのですが、残念ながら、LANCのコントロールには対応しているのといないのがあるらしく、使えないものもあるみたい。いわゆるハンディカムでは、全部OKだとは思いますが、コンデジでは使えないみたい。コンデジでこれからズーム出来たり、ライブアウト出来たら便利なのにねえ。。。

 

手順その1 VMC-AVM1をぶった切ってピンアサインを調べる!!

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 というわけで、VMC-AVM1を真ん中で切ります。写真左側のMulti端子側はこの後使い、右側のAVリモート端子側にテスターを当てて、どの色のコードがどこのピンに使われているか調べます。

 

 VMC-AVM1の製造時期、ロット違い等により、中のコードの色が変わったりする可能性も無きにしもあらず、なので、ご自身で試される場合には、一回一回テスター当てて調べるのがよいかと思います。

 

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  私の買ったVMC-AVM1の調査結果は上の写真の通り。

 

 VMC-AVM1には、シールド、茶、黄色、緑、黒、赤、オレンジの全7種類の線があり、オレンジ以外の線はそれぞれ、写真の位置に繋がっています。

 

 オレンジは、AVリモート端子には直接出ていなくて、その前に180kΩくらいの抵抗値で、GNDと繋がっていました。

 

 AVリモート端子の位置と、それが何かは、検索しての調査結果です。

 

手順その2 工作及びテスト

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 なので、こんな感じで繋げればいくんじゃないか、、、と。。。

 

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 近くにあるマルツ電気で、D-SUBの変換基板、180kΩの抵抗、2.5mmのステレオピンジャックを買ってきて、図のように結線しました。

 プロポとビデオトランスミッタのスイッチを入れて、テスト。

 映像も出るし、ズームも操作できました。

 

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ホットボンドでゴテゴテと盛って、シュリンクチューブかぶせて完成♪